アルプスとみそづくり

24年4月【3DAYS お味噌作りワークショップ】

4月上旬、小川村内外のお味噌づくり好きが10数人集まり、約200キロ超のお味噌を3日間かけて仕込みました。これまで、農家民宿ビオトープ広場で行っていた味噌づくりですが、今年から地球と遊ぶ工房にて開催させていただきました。

1日目 小川村産 西山大豆をひたすら洗います。1度目の洗いでは汚れや泡が出てきます。2度目は丁寧に扱って、仕上げ洗い。工房の外に3つの大きな釜を設置し、その中で大豆浸水をします。蓋をして一晩おきます。

2日目 乾燥している時は丸型の大豆ですが、十分な浸水が終わるとビーンズ型になり大きくなっています。大豆の入った釜を薪を焚いて火にかけ、約3時間大豆をやわらかくなるまで煮ます。次々に白い泡(灰汁)が出てくるので、取り除いていきます。4つの釜が次から次へと沸騰して、勢いよく灰汁が出てくるので、休む暇なく、灰汁取りと水を足す作業をしていきます。茹で上がった大豆はほくほくして美味。釜に蓋をして一晩置きます。

3日目 最終日は味噌仕込みです。大豆をマッシュする係、麹のかたまりをほぐす係、塩切麹にしてから大豆と混ぜる係と分業ですすめていきます。材料がまんべんなくなじんだら、味噌玉にして空気を抜くようにして容器につめていきます。

仕込んだ味噌は1年熟成させます。

味噌仕込みが終わったら、おまちかねの持ち寄りランチ@地球と遊ぶ工房です。

味噌の炊き込みご飯、手作りのお漬物など、味噌や自家製発酵調味料を使用したレシピがテーブルに沢山並びました。