春の小川村を散歩すると、いたるところに多様な野草が活き活きとしています。ヨモギ、スギナ、ギシギシ、スイバ、ノビルなど様々ありますが、中でも気になる存在のイタドリ。酸味とアクがあるけど、みずみずしい野草。少しルバーブに似ています。

今回のワークショップは、ある一人の村民の情熱により実現しました。
その方は、毎日の散歩でイタドリを観察している内に、その魅力に引き寄せられ、イタドリをどうやったらおいしく食べられるかを仲間と探ってみたい!と思ったそうです。ご縁があり、地球と遊ぶ工房へお声がけがありました。村内のイタドリLOVERSが4名集合し、イタドリに想いを集中する特別な数時間を過ごしました。

ワークショップ当日の朝に刈った新鮮なイタドリを使って、まずは、ジャム作りです。イタドリの茎の皮を丁寧に剥き、刻み、砂糖と一緒にさっと煮ます。実験的に2パターン(生、湯通し)を試してみました。生で煮たジャムは透明度が高く仕上がりました。火からおろすタイミングは、糖度計を使って確認します。

ジャム作りで使わなかった柔らかい先の部分は天ぷらに、そして残った茎はきんぴらにしてみました。自家製のパンや小川村で育ったお米と一緒にイタドリの面白さを語りながら、楽しいひと時を過ごしました。
